ニンテンドースイッチのジョイコンって壊れやすくない? カーソルが勝手に動くし、ボタンが反応しないこともあるんだよね。
ジョイコンはスティックが壊れやすいという話をよく聞きますね。私もスティックやRボタンが故障して修理に出した経験があります。
スティックが勝手に動く異常はスイッチの設定画面から修正することができますけど、修正できるのは最初の内だけで、異常が重くなってくると設定画面からは直しようがなくなるんですよね。
修理に出すって言ってもめんどくさそうだし、修理費がかかるなら新品買えばいいかって気持ちになるよね。実際、費用と日程はどれくらいなの?
私は2回修理に出したことがあって、修理にかかった費用と日程は大分違いましたね。
基本的に日程は早くても一週間はかかるので、ジョイコンを修理に出している間でも遊べるように、スペアのジョイコンかプロコンを買っておくことをおすすめしますよ。
今回は私が修理に2回出したときの、それぞれの故障状況と修理日程、修理費用を公開します。これから修理に出そうか迷っている人は参考にしてみてください。
ジョイコン修理1回目(保証期間外)
ジョイコンには1年間の保証期間がありますが、1回目の故障は保証期間を過ぎた後だったため、有償での修理となりました。
時期は2018年9月頃。
故障状況
左右のジョイコンとも、スティックを傾けていないのにポインターが傾き続ける。それにより、カーソルが自動で動いたりキャラクターが勝手に動き出してしまう。
更に右のジョイコンはRボタンの効きが悪く、押しても反応しなかったり、1回押すだけで2、3回押したことになったりする。
修理先
任天堂サービスセンターに送りました。
下記のオンライン修理受付から対応したので、修理費用が5%割引になります。
保証期間外なので送料は自己負担となります。ゆうパックだと追跡サービスもあるのでおすすめですが、送料を抑えたかったので定形外郵便で送付しました。
箱はニンテンドースイッチの外箱を利用できます。本体が入っていた外箱なのでジョイコン一つに対して箱が大きいですが、ジョイコンの外箱だとサイズが小さいので本体の外箱で送るのが良いでしょう。梱包も楽ですしね。
修理日程
故障品発送から8日後に受付完了の連絡メールを受信。
受付完了から6日後に修理品発送の連絡メールを受信。
修理品発送の3日後に手元に到着。
合わせて修理までにかかった日数は17日間。2週間以上経ちました。
当時は修理依頼が多く対応が遅れているとのアナウンスがありました。現在だと改善されているかもしれませんが、修理依頼の数は今でもあまり減っていないと思われるので、現在も日数は大きく変わらないと思います。
修理費用
左右のアナログスティックの部品交換が1つにつき300円。
タクトスイッチ(Rボタン)の部品交換が0円。
技術料が3400円。
合計で4000円ですが、Web割引で5%割引され、合計3800円(税抜き)でした。
技術料が高いので、修理箇所が多いほど料金は上がりますね。ジョイコン1つの修理につき2000円くらいを目安としておくと良いと思います。
ジョイコン修理2回目(保証期間内)
ジョイコン修理2回目は、1回目の修理中にスペアとして買ったジョイコンの修理で、まだ保証期間内の修理でした。
時期は2019年7月頃。
故障状況
右ジョイコンが、スティックを傾けていないのにポインターが傾き続ける。それにより、カーソルが自動で動いてしまう。
修理先
1回目のときと同じく、任天堂サービスセンターに送付しています。
今回は保証期間内なので、ゆうパックを着払いで送付しました。
修理日程
故障品発送から3日後に受付完了の連絡メールを受信。
受付完了から4日後に修理品発送の連絡メールを受信。
修理品発送の3日後に手元に到着。
合わせて修理までにかかった日数は10日間。前回よりも1週間早く届きました。
以前から修理対応は1~3週間と人によってばらつきがあるので、今回は偶然早かっただけかもしれません。
修理費用
修理費用は保証期間内だったため無料。
ただし、保証期間内でも外部破損と認められた場合は修理費がかかるみたいです。
破損させた覚えがないのに任天堂に外部破損と認定されて修理費を取られたという方もまれにいます。まあスティックやボタンの異常程度なら、外見に傷がなければまず無料になると思いますよ。
修理に出すときの大事なポイント
任天堂以外の業者による修理は非推奨
任天堂以外にもジョイコンの修理対応を受け付けしている業者がいくつかあります。
修理業者は任天堂よりも早く・安くをアピールして対応しているため、任天堂よりもそちらに対応してほしくなってしまいますが、私はおすすめしません。
修理業者は製品を開発した任天堂と同程度の知識を持って対応しているわけではなく、我流で修正しているに過ぎません。一見直ったと思っても、正常に修正してくれている保証がないのです。
一度他の修理業者に修理してもらうと、勝手に分解したことになるため今後は任天堂で修理してもらうことができなくなります。悪徳業者だとお金をだまし取られたり、わざと他の箇所を壊されてまた修理に持ってこさせたりというトラブルもあり得ます。
任天堂サービスセンターに送るのが間違いなく一番安全で確実です。お金が勿体ないと思うのであれば、耐久性の高いコントローラーに買い換えるといった対応の方がまだ安全ですね。
下記は非純正のProコントローラーですが、安価でかつ耐久性の高いコントローラーなので、長期的に見ればこちらへの買い換えもアリです。
保証書、修理明細票は必ず保管する
コントローラーを購入した際の保証書は必ず保管しておきましょう。保証期間内であれば、外部破損や基盤故障でなければ送料も含めて無料で対応してもらえます。
また、修理後にもらえる修理明細票の保管も忘れないこと。修理から3ヶ月の間は、同一箇所で同じ症状が起きた場合は無料で修理してもらえます。
スティックの異常は場合によっては3ヶ月以内に再発することもあるので、なくさないようにしましょう。
スペアのジョイコンやプロコンを買っておくことをおすすめ
修理期間は一週間以上はかかるので、普段からニンテンドースイッチで遊ぶ人だとその間遊べないのは苦痛だと思います。
スペアのジョイコンやプロコンを買っておけば修理中でも遊べますので、普段からスイッチを遊ぶ人はスペアのコントローラーを買っておくことをおすすめします。
修理品が返ってきたらスペアのコントローラーよりも優先して修理品を使うようにしましょう。3ヶ月以内に不具合が再発した場合無料で修理してもらえるためです。
まとめ
修理に送るのは面倒だと思うかもしれませんが、不具合が起こるコントローラーで遊ぶのはストレスが溜まるので是非とも修理しておきましょうね。
スペアのコントローラーがあるなら、スペアも壊れる前に早く直しましょう。
こんなに故障報告と修理依頼があるんだから、もっとコントローラーの耐久性上げてほしいよね……。こんなに壊れやすいゲームハードは正直初めてだもん。
そうですね。新型のニンテンドースイッチライトでコントローラーの不具合が解消されると思ったのですが、早速スティックの異常が報告されていて、構造上初期スイッチと変わっていないみたいですね……。
いくらゲームソフトが面白くてもハードが足を引っ張ると台無しですし、任天堂の信用にも関わりますので、このまま見て見ぬ振りはしないでほしいところです。