『ポケモンソードシールド』は図鑑埋めと対戦が過去最高に快適で楽しい!

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ニンテンドースイッチで発売された『ポケットモンスター ソードシールド(剣盾)』ですが、歴代のポケモンシリーズと比較しても過去最高に快適でおすすめできるソフトだと思いました。

ソードシールドはポケモンのリストラについて話題になっていたよね。ショックを受けるポケモンファンが多かったけど、心配する必要のないクオリティの高さだったと思うよ!

関連記事:【ポケモンソードシールド】リストラ・互換切りについて解説。過去作のポケモンが出ない理由は?

ソードシールドの魅力は、「ポケモンを集める楽しさ」と「ポケモン対戦の楽しさ」を、限りなく快適に楽しめるよう追求していることです。

私は本作で初めてポケモン図鑑を完成させましたし、今まで育成が大変で避けていた対人戦の世界にも参入するようになりました!

ストーリーを楽しむだけで終わってしまうには非常に勿体ない作品です。今回はソードシールドの魅力を解説します!

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ポケモンを集める(図鑑を埋める)楽しさ

序盤から終盤まで多くの種類のポケモンが登場する

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

ポケモンの醍醐味と言えば、やはり色々なポケモンを捕まえて、自分の好きなポケモンでバトルすることだと思います。

過去作ではストーリークリアまでに出現するポケモンの数は150種類以下のことが多く、野生の草むらででてくるポケモンの種類は限られていました。新しいポケモンに出会う頻度が少なかったのです。

しかし、ソードシールドでは400種類のポケモンたちが序盤から終盤まで次々と登場します。

エリアが変わるとどんどん新しいポケモンが出てくるので、捕まえて図鑑を埋めていく楽しさがありますし、序盤から色々なタイプのポケモンをバトルで使うことができて楽しいです。

今までは氷タイプやドラゴンタイプなどの一部のタイプはストーリー後半にならないと入手しにくかったのですが、本作ではたくさんのポケモンが出てくるので、序盤から全てのタイプのポケモンを用意できます。

ポケモンのリストラが話題となっていましたが、400匹のポケモンが道中にバンバン出てくるので、むしろストーリー中に出会うポケモンの数が増えていて豪華に感じました。

シンボルエンカウント制になり、不要な戦闘を回避しやすい

過去作では、草むらを歩いていたらポケモンと遭遇するランダムエンカウントを採用していましたが、今作は草むらにいるポケモンの姿が見えており、ぶつかると戦闘になるシンボルエンカウント制を採用しています。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

敵の姿が見えているので、ぶつからないように草むらを突っ切れば戦闘を避けることができます。不要な戦闘を回避し、戦いたいポケモンとだけ戦うことができるので、大変ストレスフリーになっています。

また、草むらを歩いていると草むらが揺れることがあり、揺れた草むらにぶつかるとランダムでポケモンが出現します。シンボルエンカウントにはいないポケモンが出てくることもあるので、どんなポケモンが出てくるかわからない楽しみがあります。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

不要な戦闘を回避しつつ、ランダムエンカウントの楽しみも味わえる一石二鳥のシステム。ポケモンを集める上で無駄な戦闘を回避できるのですごく快適です。

ワイルドエリアの寄り道が楽しい

序盤から行けるワイルドエリアというオープンワールドのエリアが本作の魅力のひとつ。

ワイルドエリアは広大なフィールドにたくさんの種類のポケモンが存在し、日替わりで天候が変わって出現ポケモンも変わります。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

シンボルエンカウントのおかげで、ポケモンがワイルドエリアに生息している様子が肌で感じられるので、ポケモン好きにはたまらないでしょう。

ワイルドエリアはレベルが非常に高いポケモンもうろうろしており、ジムバッジを手に入れていくことで徐々に高いレベルのポケモンを捕まえられるようになります。バッジを手に入れる度にまたワイルドエリアに寄り道したくなってしまうんですよね。

アイテムが頻繁に落ちていたり、ワイルドエリアでのみ使える通貨『W(ワット)』を回収してアイテムを購入したりと、やれることがたくさんあるのもワイルドエリアにハマるポイント。

ワイルドエリアの探索が楽しすぎてストーリーがなかなか進まない人が続出するほど。私はストーリーをクリアした時点で、すでに図鑑が300匹埋まっていましたw

捕獲時も経験値が入り、レベルが上がりやすくて快適

昔のポケモンは手持ちの先頭にいるポケモンにしか経験値が入りませんでしたが、ソードシールドでは手持ちのポケモン全てに経験値が入ります。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

更にポケモンを捕獲したときも倒したときと同様に経験値が入ります。そのため、特にレベル上げを意識せずとも色々なポケモンを捕まえていく内に手持ちが育っていき、快適に進められます。

図鑑埋めのためにポケモンを進化させるためレベル上げする際も、手持ちに入れておくだけで勝手にレベルが上がって進化していくので、効率的に図鑑を埋めていくことができますよ。

いつでも手持ちとボックスのポケモンを入れ替えられる

今作では、メニューからいつでも手持ちのポケモンとボックスのポケモンを入れ替えることができます。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

過去作ではポケモンセンター内のパソコンを使う必要があったので、手持ちを入れ替えるときに逐一ポケモンセンターに戻らなければいけませんでしたが、今作ではその手間がありません。

手持ちのポケモン全てに経験値が入ってレベルが上がりやすい仕様なのもあり、捕まえたポケモンをすぐに手持ちと入れ替えて色々なポケモンを使ってみることができるのが魅力です。

通信交換が極めて楽にできる

インターネットに繋がっていれば、フレンドや野良と気軽に通信交換できます。

特に野良と通信交換しやすいのが良いですね。交換するポケモンを提示してお互いが了承すれば交換、という形で進められるので、欲しいポケモンじゃなければキャンセルを繰り返して意思疎通を図れます。

また、マジカル交換というシステムもあります。こちらは交換に出したいポケモンを選択しておけば、勝手に見知らぬ誰かと交換されるシステム。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

どんなポケモンが欲しいかは選べませんが、対人戦のために作った孵化余りを送ってくる人が多いので、珍しいポケモンやバージョン限定のポケモンが送られてくることもあります。

フレンドがいる方が図鑑を埋めやすいですが、野良との交換だけでも図鑑を埋めることが可能なのがありがたいですね。

ポケモン総数が多すぎないことが図鑑完成のモチベーションになる

新作が出るたびポケモンの総数が増えていましたが、800匹とか越えてくると流石に図鑑完成のモチベーションが下がる人もいると思います。私もそうでしたし……。

今作は総数が400匹に減りましたが、その分図鑑は埋めやすくなりました。過去作を持っていなくても図鑑を埋められるので、逆に総数が減ったおかげで図鑑を埋めるモチベーションが湧きました。

ポケモン対戦の楽しさ

ポケモン育成の敷居が低く、誰でも気軽にできる

私はポケモンの最も面白い部分は、対人戦だと思っています。

しかし対人戦を楽しむためにはポケモンの育成が必要で、その育成にかかる手間が膨大だったことがデメリットでした。

新作が出る度にポケモン育成が徐々に楽になっていったのですが、今作では非常に快適になっており、今では知識さえあれば誰でも始められるくらいに敷居が下がっています。

対人戦のためのポケモン厳選・育成に関する知識と手順については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【ポケモン剣盾】厳選・育成の手順を徹底解説!対戦初心者でも簡単にできる!

今まで育成が面倒そうだと思って対人戦を避けていた人や、昔の育成が面倒だった時代に挫折した人にこそ、今作で対人戦に挑戦してみてほしいです。

今や環境さえ整えれば、理想個体を完成させるまでにかかる時間は1~2時間ほど。個体値6V(全てのステータスが最高値)のポケモンも比較的簡単に作れるようになったので、誰でも気軽に対人戦に挑めますよ。

どこでも通信対戦を行うことができる

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

ポケモンの通信対戦はバトルスタジアムからできますが、バトルスタジアムへはメニューからいつでも行けます。

対戦したいときにメニューからすぐいけるのは地味ですが嬉しいポイント。こういうちょっとした部分でも快適になっていることが多いです。

ポケモン総数が減ったことで新規が入りやすくなった

ポケモンの総数が減ったことで、対戦環境が一変して新規が入りやすくなりました。

対戦で上に行くには、ポケモンの知識が必要不可欠。ポケモンの数が多いほど学ばなければいけないことがあり、経験者との差が生まれます。

今作はポケモンの総数が減り、またダイマックスという仕様の追加もあり、戦術が大きく変わって初心者でも経験者に追いつきやすくなりました。対人戦に興味があった人には今作から入るのがおすすめです。

気楽にフレンドと共闘できるマックスレイドバトルが面白い

対人戦とは違いますが、インターネットを通して複数人でCPUと戦えるマックスレイドバトルという新要素が面白いです。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

フレンドや野良と協力して、巨大化したポケモンと戦い、倒せばポケモンを捕獲するチャンスが生まれます。

捕獲は必ずしもできるわけではありませんが、倒した報酬でけいけんアメ(経験値をもらえるアメ)やふしぎなアメ、わざレコードなど対人戦で役立つ報酬がたくさんもらえます。

《出典:ポケットモンスター ソードシールド》

レアポケモンや隠れ特性を持ったポケモンも登場するため、対人戦を楽しむ人もそうでない人も一緒に遊べる新しい遊びです。

対人戦のようにポケモンを厳選する必要はなく、ストーリーで使ったポケモンや、多少育てた程度のポケモンでも十分戦えるので、ライトユーザーもフレンドと楽しめますよ。

まとめ

今作はストーリーが短く、ポケモンのリストラなど暗い話題も多かったですが、ポケモンの図鑑埋めが非常に快適でやりやすいこと、対人戦の敷居が下がり誰でも育成・対戦をできるようになったのが魅力です。

個人的にポケモンはストーリー面より、ポケモンを捕まえることや対人戦が楽しいと思っているので、快適になった今作は過去最高と言っても良いですね。

DLCの『エキスパンションパス(鎧の孤島・冠の雪原)』を買えば、新しい物語と新ポケモンを堪能できるよ!

過去作でよくあったマイナーチェンジ版よりも、DLCの方が安いからユーザーとしてはありがたいよね。対人戦が好きな人も、育成が楽になる施設がてんこ盛りだからおすすめだよ~。