ポケモンの経済について、作中で語られることはありませんが、なんだか税金って高そうですよね。
ポケモンセンターが完全無料だもんね。ポケモンの回復もそうだし、パソコンの預かり機能や通信機能もそうだし。
ポケモンセンターは国営だと思われます。おそらくは税金で運営資金を賄っているのでしょうね。
当然それに加えて、警察や病院なんかもあるはずですから、現実世界と比べてポケモン世界では税金が多いのではないかと推測できます。
ポケモンに関する税金として、「ポケモン税」なんてものがあるかもしれません。
フレンドリィショップとの繋がり
《出典:ポケットモンスター ファイアレッド》
ポケモンセンターの資金調達源として、フレンドリィショップとの繋がりは強そうです。
モンスターボールやキズぐすりなどのアイテムから、ポケモン税がかかっているのではないでしょうか。
ゲーム中では商品価格がキリの良い数字で販売されていますが、あれは税込み価格なのでしょう。
ミックスオレなどの自動販売機で購入できるジュースより、回復量は劣っているのにも関わらず、キズぐすりなどの方が値段が高いんですよね。あれはフレンドリィショップで販売されているポケモン用のアイテムには、ポケモン税として価格が上乗せされているからだと思われます。
また、ポケットモンスターブラック・ホワイトからは、なんとポケモンセンターとフレンドリィショップが合併して、ポケモンセンター内にフレンドリィショップができました。
やはり元々フレンドリィショップとは提携していたので、施設を合併することで運営のコスト削減を図り、税率を上げなくて済むようにした結果なのかもしれませんね。
ポケモンジム、ポケモンリーグの賞金にも税金がかかっている?
《出典:ポケットモンスター ファイアレッド》
現実世界では所得税というものがあります。お金を稼いだら、稼いだ分だけ税金がかかってしまうのです。
ポケモン世界ではポケモンバトルに勝利すると、対戦相手からお金をもらえるのが通例となっており、たとえ相手が年端もいかない短パン小僧や、幼稚園児だったとしても、容赦なくお小遣いをもらっていきます。
ロケット団などの悪の組織と戦ったときですら、お小遣いをもらえますので、これは社会常識、または法律的なもので決められているのかもしれません。(悪の組織が社会常識や法律を守っているというかわいい考えになってしまいますが……笑)
とは言え世界中で行われている野良バトルから税金を徴収するのは困難でしょう。ではどこで回収しているのかと言われれば、ポケモンジム、ポケモンリーグなどの、公式戦の賞金から税金を取っているのではないかと思われます。
バトルに勝利した後にもらえるお小遣いは、既に税金を抜かれた後の金額なのでしょう。また、公式バトルに負けた場合に取られるお金も、一部が税金として回収されているかもしれません。
ポケモンリーグは選ばれたポケモントレーナーしか挑めませんので数は限られますが、ポケモンジムは誰でも挑むことができます。腕試しで挑む人は多いでしょうし、ジムトレーナーやジムリーダーに敗北する人の方が遙かに多いでしょうから、そこからの税金は結構な額が取られているはずです。
ポケモンを所持しているだけで税金がかかっている可能性も
そもそもポケモンを所持しているだけで、税金がかかっている可能性もあります。
住民税などと同じ考えで、半年、毎年といったタイミングで、所持しているポケモンの数に応じた税金を支払っているのかもしれません。
作中の主人公はまだ子供ですし、時間経過も殆どしていないので、税金を払っている描写がないだけという考えもできます。もしくはお母さんが涙を吞んで払っているのかもしれませんね……。
どこの世界も世知辛い
ポケモン世界ってバトルに勝ちまくれば働かなくて済むじゃん! って思ってたけど、なんだかんだ税金払って大変なのかもしれないね。
現実もそうですが、どこの世界も世知辛いんですよ……。私たちも税金、頑張って払いましょう。