PSVRの評価は高い! それなのにあまり売れなかった理由を解説!

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『PlayStation VR(略称:PSVR)』をご存じですか?

PS4の周辺機器のひとつで、PSVR対応ソフトと連動すると、ゲームをVR体験できるという近未来的な機器です。

VR(バーチャルリアリティ)は体験会を開いているところもあって、最近少しずつ話題にはなっているけど、まだまだ認知度は低いよね。

ゲームの世界に入り込む体験ができるので、ゲーマーなら興味を持っている人は多いんじゃないかな。

VR技術はまだ進化途中と言えますが、現時点で非常に高いクオリティを誇ります。

PSVR対応ソフトをVRでプレイすると、これまでにない感動を味わえることは間違いありません。PSVRを所持しているユーザーからの評価は軒並み高く、おすすめできる商品です。

しかし、評価されている割には、あまり売れていない印象が強いのではないでしょうか? 実際、PS4を持っていてもPSVRは持っていないというユーザーは多いと思います。VR体験をしたことすらない人もたくさんいるでしょう。

なぜPSVRはクオリティが高いにも関わらず流行らなかったのか解説します。今からでも買う価値がある商品だと思いますので、少しでも興味を持っている方は読んでみてください。

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PSVR(PlayStation VR)とは

PSVR(PlayStation VR)は、PS4の一部のソフトをVR体験することができる周辺機器。

VRヘッドセットを被ることで視界全てがゲーム内の映像になり、自分の動きが画面に反映されるため、本当にゲーム内にいるような臨場感を味わえます。

機器の価格が高く、部品がレアなためかあまり多くの在庫は用意されておらず、発売当初は売り切れ続出でした。現在はAmazonなどの通販で入手するのはそれほど難しくありません。

PS4の周辺機器ではありますが、ゲームハード1台に相当するような値段のため、ゲーム好きであってもそう簡単には手出しできないのがネック。しかしその高さに見合うクオリティは間違いなくあります。

評価は高いのに売上は悪い?

PSVRは使用者からの評価はとても高いです。

まだVR技術は安価で多くの家庭に取り入れられるものじゃありません。PSVRも割と高価とはいえ十分一般家庭が買える金額で近未来の技術を体験することができ、未知の体験に興奮することは間違いないでしょう。

売上はというと、2019年時点で世界販売台数が500万台を突破。

売れているじゃないか! と思うかもしれませんが、世界全体でこの台数だというのがポイント。PS4本体の売上は1億台を突破しています。PS4ユーザーの5%しか持っていないと考えると、かなり少ないことがわかるでしょう。

PSVRはあくまでハード。ハード所持者が少ないということは、PSVR所持者向けのソフトを開発した場合、VR非対応ゲームの5%ほどしか対象ユーザーがいないことになってしまいます。

PSVRは周辺機器なのでゲームハード本体と同じように考えるわけにはいきませんが、価格がゲームハード本体級にあり、PSVRがなければVR体験できないことを考えると、PS4本体購入者の数割くらいはPSVRを所持していないと売れているとは言いがたいと思います。

VRを体験している層が少ないため価値を知らない人が多い

どうして評価は高いのに売れないのか? 一番の原因は、VRを体験している層が少ないため、VRの価値を知らない人が多いからだと思います。

実際、PSVRを持っていない人で、VR体験をしたことがある人というのは少ないのでは? まだまだ、VRというのがどれくらいの技術力なのか実体験していないために知らない人は多いです。

単純にゲームのグラフィック技術が進歩した場合は、ゲーム機を持っていなくてもWebや雑誌でキャプチャ画像を一目見ればわかります。

しかし、VRに関しては体験しない限りそのすごさが伝わらないため、未体験の人にはいまいちピンとこないのが難点です。

価格が高いので未体験でもお試しで購入しようという気になる人は少なく、体験会でVR技術に感動した人や、お金に余裕がある人でなければ、購入を踏みとどまることが多いと考えられます。

PSVRがあまり売れていないために対応ソフトの数が少ない

PSVRがあまり売れていないため、ゲームソフトを作る企業としては、PSVR対応ソフトを気軽に作ることができません。

PSVR対応ソフトを作るには新たなノウハウが必要になりますし、開発コストがとても高くなることが容易に想像つきます。しかし、そこまでしてもPSVRを所持しているユーザーが少ないため、売上の見込みが高くならないのです。

そして対応ソフトが少ないために、PSVRを購入しようと考えるユーザーが更に減ります。この悪循環がPSVRの売上が伸びない要因となっています。

対応ソフトが少なくても将来性に期待して購入するユーザーが多くいれば、自然と対応ソフトも増えて好循環に乗ることができたのですが、やはり価格と未知の技術であることがネックとなって伸びにくかったのでしょうね。

PS5もPSVRに対応しているため、購入をおすすめ

PSVRの対応ソフトが少ないために手が出にくいと考える人は多いと思いますが、PSVRの売上が伸びていけば対応ソフトも増えていきます。

また、次世代機のPS5もPSVRに対応していることが判明しています。PS5でもPSVRが活躍しますので、今からPSVRを購入して損はありません。

VR技術はこれから更に磨かれていくでしょう。割高に思えますがそれだけの価値は絶対にありますので、今からでも購入をおすすめできる商品です!

まとめ

PSVRはクオリティ的にはもっと大売れしていてもおかしくないんですよね。

VRのクオリティが知られていないことと、値段が高いことから売上を伸ばしきれず、そのせいで対応ソフトが少なくなって余計にハードが売れないという悪循環に陥っています。

PS5もPSVRに対応していますので、是非未購入の方は手を出してみてほしいです! PSVRユーザーが増えていけば対応ソフトも必然的に増えていきますからね!

PSVRを買ったら対応ソフトでおすすめなのは、ホラーゲームの『バイオハザード7』、オープンワールドの探索RPG『ザ エルダースクロールズ V:スカイリム VR』、レースゲームの『グランツーリスモSPORT』あたりかな。

PSVRがなくても楽しいソフトだけど、VRだと臨場感が段違いなので、PSVRを持っているユーザーには特におすすめだよ!